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研究書(語学系) 詳細
日本語学シリーズ ①実用 音声学
書名かな | にほんごがくしりーず いちじつようおんせいがく |
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著者(編者)名 | 藤原与一 著 |
著者(編者)名かな | ふじわらよいち |
ISBNコード | 978-4-8386-0142-4 |
本体価格 | 7,000円 |
税込価格 | 7,700円 |
判型 | A5判上製カバー装 |
頁数 | 190頁 |
刊行日 | 1993年8月20日 |
在庫 | 残部僅少 |
【目次】
まえがき
第一章 音声学とはどういう学問か
一 音声学は 言語外形の学問である
二 音声学は 言語学の第一階梯である
三 音声学は 実験実証の学である
四 音声学には 内的構造と外的構造とが見わけられる
五 音声学と音韻論とは 表裏の関係にある。
六 音声学の目的は 二様に考えられる
七 音声学の参考書 音声研究の回顧
第二章 人間の音声―音声器官と音声製出―
一 呼気の器官
二 喉腔と声帯
三 喉腔・口腔・鼻腔
四 音声製出
第二´章 前章補足~声の衛星~
第三章 声と心
一 外形と内容
二 表現過程
三 言語生活
四 自然音声と心の音声と
第四章 話しことばの音声の性質
第一節 表現音声
第二節 抑揚
一 抑揚とその所在
二 抑揚の高低波
三 文抑揚(文のイントネーション)(文アクセント)
1 文抑揚とその研究
2 抑揚パターン〈特質的傾向〉の把握
3 パターン抽出(類型帰納)のための着眼法
四 文末の声調
五 文抑揚の地方差
六 文アクセントと語アクセント
七 連文抑揚
八 抑揚と文抑揚の特質
九 日本語の文抑揚の特質
十 抑揚研究の重要性
第三節 間~ポーズ~
一 文表現音声上の小休止
二 間の大小
三 間の意味作用
四 抑揚と間
第四節 テンポ(進行速度) 緩急(遅速)
一 テンポと緩急の自然とテンポ・緩急の意図
二 テンポとイントネーション
三 緩徐動詞と急進動詞
第五節 リズム
一 等時的リズム
二 五七調・七五調など
第六節 強弱
一 強弱の自然
二 現代英語のばあいとの比較
三 関東弁と関西弁
第七節 声の大小
第八節 音色(色つや)
第九節 ことば調子 プロミネンス
第五章 音節
第一節 音節の把握
第二節 音節形成
第三節 開音節
一 開かれた音節
二 日本語と外国語
1 英語とくらべる
2 ドイツ人について
3 中国人のばあい
三 日本語での問題事実
第四節 開音節の根基性
1 語アクセントに関して
2 抑揚に関して
3 強弱に関して
4 緩急に関して
5 音変化に関して
第六章 音節の微視―母音―
第一節 音節の微視
第二節 母音撥音(「アイウエオ」発音)
第三節 日本語の基本母音
第四節 準基本母音
1 奥の「ア」〔a〕
2 「ウ」の〔w〕
3 「エ」〔e〕・「オ」〔o〕
第五節 変母音
第六節 日本語母音の諸問題
第七節 母音と音声生活
第七章 音節の微視―子音―
第一節 子音の認識
第二節 子音の種類
一 子音の多種
二 子音の分類その一―音質によるもの―
1 破裂音
2 通鼻音
3 摩擦音
4 破擦音
5 弾音
〇 有声音と無声音
三 子音分類その二―調音部位によるもの
1 両唇音
2 歯音
3 歯茎音
4 硬口蓋音
5 軟口蓋音
6 喉腔音
第三節 子音各節
一 カ行・ガ行の子音
1 カ行の子音
2 ガ行の子音
3 カ゜行の子音
二 サ行・ザ行の子音
1 サ行の子音
2 ザ行の子音
三 タ行・ダ行の子音
1 タ行の子音
2 ダ行の子音
四 ナ行の子音
五 ハ行・バ行・パ行の子音
1 ハ行の子音
2 バ行の子音
3 パ行の子音
六 マ行の子音
七 ヤ行の子音
八 ラ行の子音
九 ワ行の子音
十 「ン」の五種
十一 子音余説
1 音声を記号で写すこと
2 子音は音節の装定音
第四節 子音と音声生活
一 子音の生活
二 発音生活のための 子音体系の受けとりかた
第八章 音節の生活へ
一 音節発音の生活
二 ことばの音をきれいに
三 狭母音の音節の発音
四 発音練習の具体的方法
第九章 語音
第一節 語音形成
一 語音とその形成
二 語音形成を決定するもの―語アクセント―
第二節 語アクセント
□はじめに
1 高音アクセント
2 地方地方で違うアクセント
3 共通語アクセント
一 東京語「語アクセント」の二大通則
二 語アクセントの音「高低」
三 語アクセントの型
四 語アクセントの諸問題
1 東京語ないしは共通語での語アクセントの高低を
左右する特別の条件(体言のばあい)
左右する特別の条件(体言のばあい)
2 語アクセント推移にあってのいわゆる「平板化」傾向
第三節 語音変化
一 音節に関して
1 語音上での音節省略
2 語音上での音節添加
3 語音上での音節交替
二 母音に関して
1 語音上での母音省略
2 語音上での母音添加
3 語音上での母音交替
三 子音に関して
1 語音上での子音省略
2 語音上での子音添加
3 語音上での子音交替
四 語音の連音節上での 連母音上の同化
五 連語音節上の音変化
六 音便
結章 音声学と言語生活
一 言語生活としての音声生活
二 音声学
三 音声生活
四 補説
1 話部音声
2 連文表現
3 スピーチ
4 朗読
五 声の学問