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王朝物語文学の研究

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王朝物語文学の研究

書名かな おうちょうものがたりぶんがくのけんきゅう
著者(編者)名 久下裕利 著
著者(編者)名かな くげひろとし
ISBNコード 978-4-8386-0260-5
本体価格 15,000円
税込価格 16,500円
判型 A5判上製函入
頁数 664頁
刊行日 2012年5月25日
在庫 残部僅少
第Ⅰ部 王朝物語官名形象論─物語と史実と
  第一章 民部卿について
  第二章 兵部卿宮あるいは式部卿宮について
  第三章 内大臣について
  第四章 宰相中将について
  第五章 蔵人少将について
  第六章 尚侍について
  第七章 一品宮について
  第八章 女院について
       ─創設期の詮子・彰子を中心として─
第Ⅱ部 『源氏物語』論─本文表現史の視界
  第一章 『源氏物語』の日常と非日常性
       ─年中行事の円環あるいは宴の喪失─
  第二章 『源氏物語』第二部主題論
       ─父桐壺帝との出会い─
  第三章 竹河・橋姫巻の表現構造
  第四章 客人薫
       ─『源氏物語』第三部主題論序説─
  第五章 『源氏物語道しるべ』の古系図について
第Ⅲ部 『狭衣物語』論─本文表現史の視界
  第一章 フィクションとしての飛鳥井君物語
  第二章 『狭衣物語』作中歌の形態について
  第三章 『狭衣物語』の異文と受容との間
  第四章 『狭衣物語』の改作形態について
       ─第二類本を中心として─ 
  第五章 改作本としての九条家本
  第六章 『狭衣物語』の古筆切について(1)
       ─伝蜷川親当筆切を中心に─
  第七章 『狭衣物語』の古筆切について(2)
       ─飛鳥井雅章筆本との関連─ 
  第八章 『狭衣物語』─本文研究の現在を考える
第Ⅳ部 孝標女の物語─本文表現史の視界
  第一章 『夜の寝覚』の世界
  第二章 『浜松中納言物語』の世界
  第三章 『巣守物語』は孝標女の作か 
  第四章 雪と月と
  第五章 物語作者としての孝標女
初出一覧
あとがき
人名・事項索引

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