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萬葉歌小見

書名かな まんようかしょうけん
著者(編者)名 尾崎暢殃 著
著者(編者)名かな おざきのぶお
ISBNコード 978-4-8386-0146-2
本体価格 4,369円
税込価格 4,806円
判型 A5判上製カバー装
頁数 192頁
刊行日 1994年5月20日
在庫 残部僅少
本書は、平成三年二月に出した『万葉歌の発想』に続く著者の論考集である。
考説の配列順序は、執筆年月の新旧によらず、論及した万葉の作品の新旧によった。
本書は前著同様、問題点をもった万葉歌をとりあげて著者の判断を示すこととし、主として発想論的視点から扱った。

従来の諸説を再検討し、精緻に著者の新見を述べた論考集。
目次
山清水考(高市皇子)
 一、はじめに
 二、山吹
 三、山の井
 四、黄泉
羽易の山(人麿)
 一、問題点
 二、挽歌
 三、妹背の山
持統天皇の船遊び
 一、天の海・天の川
 二、太陽の船
 三、船あそび
 四、持統天皇と吉野
大殿の雪(三方沙彌)
 一、はじめに
 二、大殿
 三、冬花の語
「ありつつも」の句の主体について(三方沙彌)
 一、はじめに
 二、用語例
 三、承接関係
婦野の野の雪(黒人)
 一、問題点
 二、表現の獲得
 三、枕詞と序詞
黒人から赤人へ
 一、すすき
 二、浅茅
「其彼母毛」の訓(憶良)
 一、訓と釈
 二、「其彼」
 三、結び
遠つ人(家持)
 一、他界
 二、国しのび
 三、雁の使
 四、貴種の流離
花蘰考(家持)
 一、はじめに
 二、海・川・山
 三、桜児・鬘児
 四、連作的構成
萬葉集の成立―その根底―
 一、萬葉集の名義
 二、ことだま
所収論文発表書・発表年月等



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