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研究書(文学系) 詳細
梗概源氏物語
書名かな | こうがいげんじものがたり |
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著者(編者)名 | 与謝野晶子 著/池田利夫 翻刻解説 |
著者(編者)名かな | よさのあきこ/いけだとしお |
ISBNコード | 978-4-8386-0377-0 |
本体価格 | 2,913円 |
税込価格 | 3,204円 |
判型 | B5判上製カバー装 |
頁数 | 206頁 |
刊行日 | 1993年10月17日 |
在庫 | 残部僅少 |
自筆原稿は鶴見大学所蔵。原稿表の中央に「源氏物語」、左下に「与謝野晶子」とある本稿は、源氏物語五十四帖すべてにわたり、その梗概を四百字詰原稿用紙七十枚に書きしるしたものである。
なまの草稿に触れ、晶子の息づかいの中で五色紙の絵入活字本文を読むなら、もう王朝気分である。短い花宴や鈴虫一巻だけでも切り口の見事さが浮かびあがる。また池田利夫の周到な分析による解説が、源氏と晶子が渾然となった独特な世界へといざなう。
なまの草稿に触れ、晶子の息づかいの中で五色紙の絵入活字本文を読むなら、もう王朝気分である。短い花宴や鈴虫一巻だけでも切り口の見事さが浮かびあがる。また池田利夫の周到な分析による解説が、源氏と晶子が渾然となった独特な世界へといざなう。