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源氏物語古註釈叢刊第七巻 岷江入楚

書名かな げんじものがたりこちゅうしゃくそうかんだいななかん みんごうにっそ
著者(編者)名 中野幸一 編
著者(編者)名かな なかのこういち
ISBNコード 978-4-8386-0059-5
本体価格 14,000円
税込価格 15,400円
判型 A5判上製函入
頁数 568頁
刊行日 1986年5月20日
在庫 残部僅少
源氏物語の注釈書の類は、古来多著されており、その数はおそらく優に三百種を越えるであろう。それらの古い時代ものは、写本や版本の形で伝来しているが、中にはすでに散佚してしまって、書名や断章しか知りえないものであり、零本や残欠本となって、かろうじてその一部を伝えてるものも少なくない。またかなり流布したと思われる著名な注釈の版本類でも、近ごろでは稀覯に属するものが多く、源氏物語研究上必読の文献であっても、容易に座右に置くことのできないのが現状である。本叢刊は、このような情況にかんがみて、今後の源氏物語研究の進展にいささかなりとも寄与すべく、研究上必備古註釈を中心とした、源氏物語の注釈書類の一大集成を企画したものである。その収録にあたっては、できるだけ多数の資料を、できるだけ利用しやすいようにということを旨として、形態は、活字翻刻によることを原則とし、収録の対象は明治時代までの主要な源氏物語の注釈書を中心するが、一方では従来あまり知られていない注釈類の公開も心がけ、また時には注釈の意味を幅広く捉えて、源氏物語研究上必備と思われる評論・歌集・系図・梗概・俗訳・擬作等の類をも含めていきたいと思う。
岷江入楚
 十二 須磨
 十三 明 石
 十四 澪 標
 十五 蓬 生
 十六 関 屋
 十七 絵 合
 十八 松 風
 十九 薄 雲
 廿  槿
 廿一 少 女
 廿二 玉 鬘
 廿三 初 音
 廿四 胡 蝶
 廿五 螢
 廿六 常 夏

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