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王朝文学の古筆切書影

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考えるシリーズⅡ ①知の挑発 王朝文学の古筆切を考える

―残欠の映発
書名かな かんがえるしりーず に いち ちのちょうはつおうちょうぶんがくのこひつぎれをかんがえる ―ざんけつのえいはつ
著者(編者)名 横井 孝/久下裕利 編
著者(編者)名かな よこい たかし/くげひろとし
ISBNコード 978-4-8386-0271-1
本体価格 10,000円
税込価格 11,000円
判型 A5判上製カバー装
頁数 328頁
刊行日 2014年5月20日
在庫 残部僅少
【目次】

Ⅰ『寝覚』『巣守』の古筆切

横井 孝 
『夜の寝覚』末尾欠巻部断簡の出現
      ─伝後光厳院筆物語切の正体─
久下裕利 挑発する『寝覚』『巣守』の古筆資料
      ─絡み合う物語─
大槻福子 『夜の寝覚』末尾欠巻部分と伝後光厳院筆切
栗山元子 『夜の寝覚』・『巣守』の古筆切をめぐる研究史

座談会 王朝物語の古筆切
 池田和臣・加藤昌嘉・久下裕利・久保木秀夫・小島孝之・
 横井孝(司会)



 Ⅱ物語の古筆切

佐々木 孝浩 定家本源氏物語本文研究のために
       ─四半本古筆切の検討─
田坂憲二 伝聖護院道増筆断簡考
      ─新出賢木巻断簡の紹介から、道増の用字法に及ぶ─
中葉芳子 伝西行筆源氏集切の意義
      ─鎌倉時代における『源氏物語』享受の一端として─
池田和臣 『源氏人々の心くらべ』『源氏物あらそひ』の祖型の断簡
      ─『源氏物語』評論の初期資料発掘─
須藤 圭 狭衣物語のからみあう異文
     ─古筆切を横断する─


 Ⅲ和歌の古筆切

田中 登
 冷泉家本と古筆切
久保木 秀夫 『古今集』高野切の伝来と由来
浅田 徹 藤原通俊の続新撰について
     ─伝足利義尚筆後拾遺集断簡の紹介─
横井 孝 古筆切と機縁と
     ─あとがきにかえて─
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