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研究書(文学系) 詳細
清水好子論文集 第二巻
源氏物語と歌
書名かな | しみずよしころんぶんしゅうだいにかんげんじものがたりとうた |
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著者(編者)名 | 山本登朗/清水婦久子/田中登 編 |
著者(編者)名かな | やまもととくろう/しみずふくこ/たなかのぼる |
ISBNコード | 978-4-8386-0273-5 |
本体価格 | 3,500円 |
税込価格 | 3,850円 |
判型 | A5上製カバー装 |
頁数 | 368頁 |
刊行日 | 2014年6月1日 |
在庫 | 在庫あり ※10冊以上購入ご希望の場合には別途ご連絡下さい。 |
清水好子のエッセンス
源氏物語と紫式部の研究において、清水好子氏(1921~2004年)の功績は大きい。
源氏物語のみならず、女性学や歴史・文化に関わる幅広い活動と著作がある。
今回はその中から、現在では入手困難になってしまった選りすぐりの学術論文にテーマを絞り、源氏物語関係の論文は年代順にして第一巻と第二巻に、また源氏物語以外の論文は作品・ジャンルごとに拝謁して第三巻に収めた。
本論文集全三巻によって、一研究者の軌跡を知り、個々の論とその後の展開を、冷静かつ客観的に読み直し、研究者諸氏の今後の研究に活かしていただくよう願うものである(巻頭言より抜粋)。
巻頭言(刊行の趣旨)
凡例
20 源氏物語における場面表現
21 源氏物語の源泉 準拠論
22 作り物語から源氏物語へ
23 古注釈から見た源氏物語─河海抄─
24 源氏物語絵巻への道─吹抜屋台の構図をめぐって─
25 源氏物語の本性と絵
26 屏風歌制作についての考察
27 阿仏尼たちと源氏物語
28 光源氏論
29 古典としての源氏物語─とはずがたり執筆の意味─
30 紫式部─言語的時空の構築
31 草子地からの考察
32 朧月夜に似るものぞなき
33 藤壺の死
34 女子教育と源氏物語
35 朧月夜再会
36 源氏物語の歌─斎宮女御と女三の宮における─
37 源氏物語と歌Ⅰ─「須磨」「明石」と続くこと─
38 源氏物語と歌Ⅱ─作中人物の言葉─
39 宇治の中宿り─作中人物の歌
40 『源氏物語』の作風─藤壺と紫の上について─
41 『源氏物語』と『栄花物語』─光源氏と藤原道長─
42 物語の表現
第二巻 初出一覧
第二巻 解説 清水好子・研究の経緯と変遷
発表年次順 著書・論文目録/著書目次一覧
第一巻・第三巻 内容一覧