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研究書(語学系) 詳細
女中ことば集の研究
─女性語の制度化と展開─
書名かな | じょちゅうことばしゅうのけんきゅう ―じょせいごのせいどかとてんかい― |
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著者(編者)名 | 松井利彦 著 |
著者(編者)名かな | まついとしひこ |
ISBNコード | 978-4-8386-0278-0 |
本体価格 | 14,000円 |
税込価格 | 15,400円 |
判型 | A5判上製函入 |
頁数 | 640頁 |
刊行日 | 2014年10月20日 |
在庫 | 有り |
◎50年に亘る、女性語研究の集大成◎
中世後期~近代における女性語の実態・変化・価値について、丹念な資料研究により解き明かす。
数多く出現した女中ことば集に四方から照明を当て、それらのありのままの姿、また互いの関連を示した徹底検証。
資料多数(女中ことば集影印、女中ことば集一覧表、詳細な索引付き)。
はじめに
序章 女中ことば集の成立
第一部 伝書系の女中ことば集
第一章 伝書系女中ことば集の編者
第二章 奥書をもつ女中ことば集
第三章 伝書としての女中ことば集
第二部 女性書系の女中ことば集
第一章 女性書の女中ことば集の整理
第二章 女性書の女中ことば集の名称
第三章 女性書の女中ことば集の位相
第四章 女中ことばの終焉と展開
第三部 女中ことば集の背景
第一章 中世後期の故実的世界における敬語生活
第二章 『日葡辞書』の女性語
第三章 武家礼法としての女中ことば
─「くさむすび」の成立事情─
第四部 公家ことばの諸相
第一章 中世後期における公家社会の女性の表現
第二章 公家社会の女性語
─中世後期の擬態語をめぐって─
第三章 公家社会の女性語の伝播
─「するすると」の場合─
終章
おわりに
論文発表覚え書き
附録 女中ことば集影印
元禄五年本『女中詞』(国立国会図書館蔵)
安永五年本『女言葉』(姫路文学館蔵)
附表 女中ことば集一覧
索引 事項・語句/人名・書名