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源氏物語逍遙書影WEB

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源氏物語逍遙

村井利彦著述集
書名かな げんじものがたりしょうよう むらいとしひこちょじゅつしゅう
著者(編者)名 村井利彦 著
著者(編者)名かな むらいとしひこ
ISBNコード 978-4-8386-0279-7
本体価格 5,000円
税込価格 5,500円
判型 A5判上製カバー装
頁数 410頁
刊行日 2014年12月19日
在庫 品切れ中
村井源氏学50年の研究成果

本書は、故村井利彦氏が40年余に亘って書き溜められた論考を掘り起こして編集されたものである。五十嵐力、岡一男、上坂信男と連なる早稲田文学研究のひとつの峯としての、村井氏の著述を集めた本書から、文学研究の姿勢、方法を学んでいただきたいのである。
               紫式部学会前会長 秋山 虔

【目次】
序 …………………………紫式部学会前会長 秋山  虔


凡 例


 Ⅰ 巻々と人物


桐壺の夢

帚木三帖仮象論 第二稿
源氏物語若紫巻論―若紫の思念
夕顔の西の対、玉鬘の西の対源氏物語、しづのをだまき考
紫のゆかり若紫と以後の巻々
花散里の位置
朝顔斎院の作用
源氏物語螢巻「物語論」のために
檀の木の下で源氏物語篝火巻管見
若菜の前景
若菜の構造
宇治の眺望源氏物語終末論のためのノオト
浮舟の行方源氏物語墓守論のために

 Ⅱ 物語の思想

楽府・諷諭詩・源氏物語
嵯峨野釈迦像へのまなざし
  
源氏物語の仏教思想断面
母北の方の熱望源氏物語の出発
紫上のよるべ、帰天の思想
  
源氏物語の女人往生
髭黒の長征源氏物語の政治
輔翼の思想
  
頭中将と光源氏、柏木と夕霧の友情
夜光る玉海龍王・明石一族・神仙源氏物語  

 Ⅲ 文学の周辺

業平より行平へ―源氏物語教育論の外延―
 岡 一男 (「昭和の源氏物語研究史を作った十人 四」より)
事例報告―披露宴は後の祭り―

初出一覧
村井利彦 略歴
村井利彦 講演会等開催記録
村井利彦著「爪印」について……かわら塾 渡辺征三郎
写真

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