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堤中納言物語の真相
書名かな | つつみちゅうなごんものがたりのしんそう |
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著者(編者)名 | 後藤康文 著 |
著者(編者)名かな | ごとうやすふみ |
ISBNコード | 978-4-8386-0471-5 |
本体価格 | 3,000円 |
税込価格 | 3,300円 |
判型 | 四六判上製カバー装 |
頁数 | 248頁 |
刊行日 | 2017年4月30日 |
在庫 | 残部僅少 |
今ある本文、今ある注釈を鵜呑みにしてはならない。
本文批判の徹底と厳密な本文解釈にこだわり、
従来の漫然たる読みを洗い直す。
書名そのものをめぐる独自の仮説も収録。
凡例
まえがき
1 『このついで』試論─第二話の読解を手がかりとして─
2 『このついで』篇名由来考
3 観音霊験譚としての『貝あはせ』
─観音の化身、そして亡き母となった男─
4 『ほどほどの懸想』試論─頭中将は後悔したか─
5 幻惑装置としての現存本文─『逢坂越えぬ権中納言』復元─
6 『思はぬ方にとまりする少将』ところどころ
7 『はなだの女御』の〈跋文〉を考える
─『堤中納言物語』の本文批判と解釈─
8 『堤中納言物語』書名試論
初出一覧
関連論文一覧
あとがき