書籍案内

ホーム > 書籍案内 > 新刊 > 宮内庁書陵部蔵柳原本 朔旦冬至部類 影印と翻刻

研究書(文学系) 詳細

9.78E+12

立ち読みする

宮内庁書陵部蔵柳原本 朔旦冬至部類 影印と翻刻

書名かな くないちょうしょりょうぶぞうやなぎはらぼん さくたんとうじぶるい えいいんとほんこく
著者(編者)名 木本好信/樋口 健太郎 編
著者(編者)名かな きもとよしのぶ/ひぐち けんたろう
ISBNコード 978-4-8386-0711-2
本体価格 8,300円
税込価格 9,130円
判型 A5判上製カバー装
頁数 256頁
刊行日 2018年6月15日
在庫 在庫あり

 本書は、宮内庁書陵部が所蔵する 柳原家旧蔵の『朔旦冬至部類』(架蔵番号・柳三六四)を、書陵部の許可を得て、影印、全文翻刻し、末尾に人名索引と解説にかわる「朔旦賀表と朔旦冬至─宮内庁書陵部蔵柳原本『朔旦冬至部類』にふれて─」と題する小論を付したものである。

 柳原本『朔旦冬至部類』は、他の朔旦冬至に関する部類記に相違して、多くの未紹介の貴重な逸文が所収されている。
 例えば、寛治二年の朔旦冬至の「師平記」「江記」「季仲記」「為房卿記」「時範記」などは『大日本史料』にも未収で貴重な逸文である。
 これ以外の永承五年・嘉承二年・大治元年条に引かれる「外記」「広宗記」「敦光記」「師遠記」なども同様に貴重な条文であり、宮内庁書陵部のHP「画像公開システム」で閲覧できるとはいえ、翻刻のうえ刊行することは意義あることと考えられる。

  目  次


翻刻凡例

朔旦冬至部類 影印と翻刻
外記    永承五年十一月
大外記   同上
二東記   同上
広宗記   延久元年十一月
大右記   同上
経信卿記  同上
江記    同上
師平記   寛治二年閏十月・十一月
経信卿記  同年十一月
江記    同年閏十月・十一月
季仲卿記  同年十一月
為房卿記  同上
時範記   同上
外記    嘉承二年十一月
師遠記   同上
敦光記   同上
外記記   大治元年閏十月・十一月
師遠記  同年十一月
敦光記   同年閏十月・十一月
中右記   同年十一月
師豊記   明徳三年十一月
句次第   明徳三年
朔旦冬至年々
平座次第  寛永度
慶安三年閏十月消息

朔旦賀表と朔旦冬至─―宮内庁書陵部蔵柳原本『朔旦冬至部類』にふれて―─
『朔旦冬至部類』人名索引


一覧に戻る

書籍案内

  • 新刊
  • 近刊
  • 話題の本(おすすめ)
  • 古典影印叢書
  • 研究書(文学系)
  • 研究書(語学系)
  • 注釈書・単行本など
  • 教材

武蔵野書院のX

紫式部学会のブログ

文献日本語学の広場

特定商取引に基づく表記