研究書(語学系) 詳細
テキストの変容
―動態としてのテキスト
書名かな | てきすとのへんよう―どうたいとしてのてきすと |
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著者(編者)名 | 今野真二 著 |
著者(編者)名かな | こんのしんじ |
ISBNコード | 978-4-8386-0748-8 |
本体価格 | 11,500円 |
税込価格 | 12,650円 |
判型 | A5判上製カバー装 |
頁数 | 516頁 |
刊行日 | 2021年5月7日 |
在庫 | 有り |
明治から昭和にかけて成立したテキストを共時的に観察する
言語化されていない「情報」が言語化というプロセスを経て、言語となってかたちをあらわす。言語単位でいえば、語をかたちづくり、語によって文をかたちづくり、文がまとまって文章、テキストとなる。
本書では、そのテキストが「書き手」やその他の事柄によってかたちを変えていくということについて、夏目漱石、岸田國士、島崎藤村、齋藤茂吉、森鷗外、江戸川乱歩にかかわるテキストを採りあげ、言語面から分析、考察を試みる。
【目次】※詳細は「立ち読みファイル(PDF)」をご覧ください。
序 章 動態としてのテキスト
第一章 夏目漱石「道草」
第二章 岸田國士「双面神」
第三章 島崎藤村「春を待ちつつ」
第四章 改作によるテキストの変容 齋藤茂吉のテキスト
第五章 森鷗外「文づかひ」
第六章 江戸川乱歩の諸テキスト
第七章 文庫本というテキスト