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万葉集の散文学

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万葉集の散文学―新元号「令和」の間テクスト性

武蔵野書院創業百周年記念企画
書名かな まんようしゅうのさんぶんがく―しんげんごう「れいわ」のかんてくすとせい
著者(編者)名 東原伸明/ローレン・ウォーラー/ヨース・ジョエル/高西成介 編著
著者(編者)名かな ひがしはらのぶあき/ろーれんうぉーらー/よーす・じょえる/たかにしせいすけ
ISBNコード 978-4-8386-0494-4
本体価格 3,000円
税込価格 3,300円
判型 四六判上製カバー装
頁数 354頁
刊行日 2021年6月25日
在庫 品切れ中

『万葉集』の間テクスト性=テクスト論的研究を提案

 第一部は、高知県立大学の教員に、万葉学者の上野誠氏を招聘し敢行した、新元号「令和」の典拠をめぐるシンポジウムの模様を収録。第二部は、『万葉集』のテクスト論的な実践、『文選』の日本における受容の論、元号をめぐっての政治的な思想論を展開。

【目次】

新元号「令和」は、「Beautiful harmony」ではない
     ─序にかえて             東原伸明

第一部 シンポジウム  新元号「令和」の典拠を考える
        ─万葉集の散文学─
  パネリスト紹介          総合司会 田中裕也


  大宰府文学圏の思想
   ─万葉集と令和              上野 誠

  古典を作る、古典を引用する
   ─『万葉集』と「初春令月」を考える
                  ローレン・ウォーラー

  元号と『文選』─「日本に於ける『文選』受容と関連して
                        高西成介

  元号の常套と「令和」の特異性
   ─韻文ではない散文の意味生成       東原伸明

  フリーディスカッション

  「ヨースの部屋」へようこそ     ヨース・ジョエル


第二部 論 文
  梅花の宴歌群と序文および関連歌群のテクスト分析
   もしくは散文としての『万葉集』とその間テクスト性
                        東原伸明

  「梅花歌の序」に見る古今の共感
   ─引用符のない引用の機能─  ローレン・ウォーラー

  政治権力と時間 世界の中の日本の元号に関する一考察
                    ヨース・ジョエル

  「令和」、「梅花歌序」と『文選』      高西成介

  あとがきⅠ           ローレン・ウォーラー
  あとがきⅡ ─学際的なシンポジウム開催の経緯
                        東原伸明

    和文・英文要旨(左開き)
    執筆者紹介(左開き)


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