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注釈書・単行本など 詳細
「この国のかたち」を求めて
―リベラル・主権・言語―
書名かな | このくにのかたちをもとめて―りべらる・しゅけん・げんご― |
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著者(編者)名 | 深沢 徹 著 |
著者(編者)名かな | ふかざわとおる |
ISBNコード | 978-4-8386-0500-2 |
本体価格 | 2,000円 |
税込価格 | 2,200円 |
判型 | 四六判並製カバー装 |
頁数 | 222頁 |
刊行日 | 2022年5月21日 |
在庫 | 品切れ中 |
「この国のかたち」は如何にあるべきか?
ロシアによるウクライナ侵攻という事態が出来して、これはどうしても、いま「本」にしておかねばならないとのやむにやまれぬ思いにかられ、既発表のいくつかの文章を再構成するかたちで、急遽、本書を出版することとした。─―本書「あとがき」に代えて より
◆はじめに
司馬の遺したメッセージ
リベラル
第一章 二〇二〇年度後期「文学」講義シラバス
―丸山眞男の長編評論「忠誠と反逆」に導かれて、
日本版「リベラル」の可能性を古典テクストの
うちに探る―
主権
第二章「この国のかたち」を求めて(その一)
―「承久の乱」を通して見る「天皇」の位置づけ―
第三章「この国のかたち」を求めて(その二)
―「大義名分論」の射程と「象徴天皇制」の行く末―
言語
第四章 英語帝国主義の傘の下で
―水村美苗著『私小説 from left to right』を
手がかりとして―
第五章 平成版「横書のすゝめ」
―戦後「国語改革」の申し子の立場から―
初出一覧
◆「あとがき」に代えて
「この国」から遠く離れて
― Exile (エグザイル)・Exodus (エクソダス)・
Diaspora (ディアスポラ)―
人名索引