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研究書(語学系) 詳細
式亭三馬の言語描写
―三馬蔵書印書を手掛かりに―
書名かな | しきていさんばのげんごびょうしゃ―さんばぞうしょいんしょをてがかりに― |
---|---|
著者(編者)名 | 長崎靖子 著 |
著者(編者)名かな | ながさきやすこ |
ISBNコード | 978-4-8386-0788-4 |
本体価格 | 13,000円 |
税込価格 | 14,300円 |
判型 | A5判上製カバー装 |
頁数 | 476頁 |
刊行日 | 2024年2月9日 |
在庫 | 有り |
序章 式亭三馬の蔵書研究
一 三馬の言語描写に関する研究
二 三馬蔵書印書調査の経緯
三 三馬蔵書印書調査の意義
四 三馬蔵書印書の調査
五 本書の構成
第一部 式亭三馬と片言
第一章 「かまど詞大概」の語彙
一 はじめに
二 「諸人片言なをし」関連の書に関して
三 「かまど詞」と「諸人片言なをし」の語彙
四 「かまど詞」とその他の片言資料の語彙
五 「かまど詞」と『東京須覧具』の語彙
六 おわりに
第二章 三馬の著作に見る「かまど詞大概」の語彙
一 はじめに
二 三馬蔵書印書調査の経緯
三 三馬蔵書印書調査の意義
四 三馬蔵書印書の調査
五 本書の構成
第一部 式亭三馬と片言
第一章 「かまど詞大概」の語彙
一 はじめに
二 「諸人片言なをし」関連の書に関して
三 「かまど詞」と「諸人片言なをし」の語彙
四 「かまど詞」とその他の片言資料の語彙
五 「かまど詞」と『東京須覧具』の語彙
六 おわりに
第二章 三馬の著作に見る「かまど詞大概」の語彙
一 はじめに
二 『浮世風呂』に見る「かまど詞」
三 基準の言葉を使う人物と場面
四 おわりに
第三章 三馬蔵書印書『まことぐさ』
一 はじめに
二 『まことぐさ』関連資料に関する先行研究
三 『まことぐさ』と『かたこと』の比較
四 『当世大和言葉』と『正誤大和言葉』
五 『憂世呉竹』『まことぐさ』刊行の意図
六 『まことぐさ』と「かまど詞」の片言
七 おわりに
第二部 式亭三馬と唐話
第一章 三馬の著作に見る半濁音符の使用
一 はじめに
二 半濁音符の用法
三 三馬の著作に見る半濁音符
四 三馬の半濁音符の使用意図
五 おわりに
第二章 三馬蔵書印書『五色賦』収載の唐話
一 はじめに
二 三馬の著作と唐話に関する先行研究
三 三馬蔵書印書『五色賦』
四 おわりに
附 『五色賦』収載「唐山俗語」と『唐話纂要』の対照表
第三章 三馬蔵書印書の唐話関係資料
一 はじめに
二 三馬と白話小説
三 三馬蔵書印書の唐話関係資料
四 三馬の唐話に関する能力
五 おわりに
第三部 式亭三馬と浄瑠璃
第一章 三馬の著作に使用されるセンボウ
一 はじめに
二 大阪大学附属図書館忍頂寺文庫所蔵の『淡路詞』
三 センボウの先行研究
四 三馬の著作とセンボウの使用
五 『淡路詞』と三馬のセンボウ
六 おわりに
第二章 三馬蔵書印書に見るセンボウの記述
一 はじめに
二 三馬と浄瑠璃
三 三馬蔵書印書に見るセンボウの記述
四 三馬の言語描写
五 おわりに
附 三馬のセンボウと『淡路詞』のセンボウの対照表
第三章 『浮世風呂』に見る仙台浄瑠璃
一 はじめに
二 先行研究による仙台浄瑠璃の定義
三 『浮世風呂』と同系統の仙台浄瑠璃
四 『義経記奥州本』
五 『浮世風呂』の仙台浄瑠璃に関して
六 『浮世風呂』の仙台浄瑠璃と早物語
七 仙台浄瑠璃の『浮世風呂』への影響
八 おわりに
第四章 『蜘蛛絲梓弦』に見る仙台浄瑠璃
一 はじめに
二 常磐津節と『蜘蛛絲梓弦』
三 近世仙台方言書との比較
四 音源との比較
五 江戸市中における放浪芸人
六 おわりに
第四部 式亭三馬と国学
第一章 三馬の著作に見る国学の趣向
一 はじめに
二 『つれづれ草拾遺』の内容
三 三馬蔵書印書『つれづれ草拾遺』
四 三馬の著作に見る国学の趣向
五 おわりに
第二章 『式亭雑記』における濁音の仮名文字遣い
一 はじめに
二 近世における自筆の仮名文字遣いの研究
三 『式亭雑記』に見る濁音専用字体の使用
四 国学者の濁音専用字体の主張
五 『式亭雑記』における三馬の仮名文字遣いの意味
六 おわりに
三 基準の言葉を使う人物と場面
四 おわりに
第三章 三馬蔵書印書『まことぐさ』
一 はじめに
二 『まことぐさ』関連資料に関する先行研究
三 『まことぐさ』と『かたこと』の比較
四 『当世大和言葉』と『正誤大和言葉』
五 『憂世呉竹』『まことぐさ』刊行の意図
六 『まことぐさ』と「かまど詞」の片言
七 おわりに
第二部 式亭三馬と唐話
第一章 三馬の著作に見る半濁音符の使用
一 はじめに
二 半濁音符の用法
三 三馬の著作に見る半濁音符
四 三馬の半濁音符の使用意図
五 おわりに
第二章 三馬蔵書印書『五色賦』収載の唐話
一 はじめに
二 三馬の著作と唐話に関する先行研究
三 三馬蔵書印書『五色賦』
四 おわりに
附 『五色賦』収載「唐山俗語」と『唐話纂要』の対照表
第三章 三馬蔵書印書の唐話関係資料
一 はじめに
二 三馬と白話小説
三 三馬蔵書印書の唐話関係資料
四 三馬の唐話に関する能力
五 おわりに
第三部 式亭三馬と浄瑠璃
第一章 三馬の著作に使用されるセンボウ
一 はじめに
二 大阪大学附属図書館忍頂寺文庫所蔵の『淡路詞』
三 センボウの先行研究
四 三馬の著作とセンボウの使用
五 『淡路詞』と三馬のセンボウ
六 おわりに
第二章 三馬蔵書印書に見るセンボウの記述
一 はじめに
二 三馬と浄瑠璃
三 三馬蔵書印書に見るセンボウの記述
四 三馬の言語描写
五 おわりに
附 三馬のセンボウと『淡路詞』のセンボウの対照表
第三章 『浮世風呂』に見る仙台浄瑠璃
一 はじめに
二 先行研究による仙台浄瑠璃の定義
三 『浮世風呂』と同系統の仙台浄瑠璃
四 『義経記奥州本』
五 『浮世風呂』の仙台浄瑠璃に関して
六 『浮世風呂』の仙台浄瑠璃と早物語
七 仙台浄瑠璃の『浮世風呂』への影響
八 おわりに
第四章 『蜘蛛絲梓弦』に見る仙台浄瑠璃
一 はじめに
二 常磐津節と『蜘蛛絲梓弦』
三 近世仙台方言書との比較
四 音源との比較
五 江戸市中における放浪芸人
六 おわりに
第四部 式亭三馬と国学
第一章 三馬の著作に見る国学の趣向
一 はじめに
二 『つれづれ草拾遺』の内容
三 三馬蔵書印書『つれづれ草拾遺』
四 三馬の著作に見る国学の趣向
五 おわりに
第二章 『式亭雑記』における濁音の仮名文字遣い
一 はじめに
二 近世における自筆の仮名文字遣いの研究
三 『式亭雑記』に見る濁音専用字体の使用
四 国学者の濁音専用字体の主張
五 『式亭雑記』における三馬の仮名文字遣いの意味
六 おわりに
第三章 三馬識語の仮名文字遣い
一 はじめに
二 三馬蔵書印書の識語
三 三馬識語の仮名文字遣い
一 はじめに
二 三馬蔵書印書の識語
三 三馬識語の仮名文字遣い
四 三馬識語の仮名文字遣いの特徴
五 おわりに
五 おわりに
第四章 三馬の「ゑ」の表記
一 はじめに
二 達摩屋五一に関して
三 『式亭雑記』の書き込み
四 『式亭雑記』に見る「ゑ」の表記
五 「エリ」の表記
六 三馬の「エリ」以外の「ゑ」の表記
七 三馬の「ゑ」と「え」の使い分け
八 おわりに
第五章 『式亭雑記』の仮名遣い
一 はじめに
二 自筆本『式亭雑記』と仮名遣書の比較
三 三馬の仮名遣い
四 おわりに
四 おわりに
第五部 三馬の著作に見る書
第一章 『浮世風呂』に見る「大和詞」
一 はじめに
二 武家屋敷への奉公
三 『浮世風呂』の「大和詞」と女訓書
四 『浮世風呂』と『婦人養草』の「大和詞」
五 『婦人養草』に見られない「大和詞」
六 「大和詞」の一般語化
七 三馬の「大和詞」に対する知識
八 おわりに
第二章 『浮世風呂』三編序文の変更に関して
一 はじめに
二 『式亭雑記』と『浮世風呂』の三編序文
三 楊雄の『方言』と越谷吾山の『物類称呼』
四 『浮世風呂』に見る『物類称呼』の影響
五 近松半二の『独判断』の記述
六 吾山から半二へ
七 おわりに
終章 式亭三馬の言語描写
一 はじめに
二 三馬と片言
三 三馬と唐話
四 三馬と浄瑠璃
五 三馬と国学
六 三馬著作に見る書
七 おわりに
附録 「三馬蔵書印目録」「三馬の蔵書印と識語」
凡例
「三馬蔵書印書目録」
「三馬の蔵書印と識語」
論文初出一覧
あとがき
索引