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研究書(文学系) 詳細
言葉から読む平安文学
書名かな | ことばからよむへいあんぶんがく |
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著者(編者)名 | 室城秀之 編 |
著者(編者)名かな | むろきひでゆき |
ISBNコード | 978-4-8386-0793-8 |
本体価格 | 12,000円 |
税込価格 | 13,200円 |
判型 | A5判上製カバー装 |
頁数 | 568頁 |
刊行日 | 2024年3月11日 |
在庫 | 有り |
序 室城秀之
『竹取物語』の求婚譚の構造
─「心のしたく」・「心たばかり」と主従の位相から─
青木慎一
『うつほ物語』成立過程論管見 松岡智之
『うつほ物語』俊蔭女の尚侍就任と仁寿殿女御
─「労」をめぐる人間関係の諸相─ 猪川優子
「労あり」「らうらうじ」攷
─『うつほ物語』のことばと思想─ 大井田 晴彦
文を見たがる人々
─『うつほ物語』における聖婚関係─ 武藤 那賀子
『うつほ物語』藤原季英の物語再読
─「身の便りなき」藤英と勧学院─ 西本香子
『うつほ物語』「国譲・上」巻における袖君の
引き取りと「髪」 富澤萌未
『うつほ物語』楼の上・下巻における八月十五夜の演奏会
正道寺 康子
『うつほ物語』の「梅」表現試論 三浦則子
『うつほ物語』の叙述意識と、絵解なるもの
本宮洋幸
継子譚と孝養─『落窪物語』中納言七十賀屏風歌と長寿─
坂本信道
『枕草子』「清涼殿の丑寅の隅の」の章段における芳子の逸話
─父と娘の描写に着目して─ 村田 駿
『紫式部日記』における紫式部と道長の和歌
─「露」と「分く」という言葉に注目して─
佐藤有貴
平安文学語彙論考─「あやしき道」という言葉をめぐって─
室城秀之
葵巻・六条の御息所の魂の言葉─寂しさの表出として─
鈴木裕子
村雨のまぎれの光源氏
─『源氏物語』における「ひき隠す」をめぐって─
竹内正彦
表現としての官職
─『源氏物語』澪標巻の「靫負」と「随身」─
秋澤 亙
侍従の誓い
─『源氏物語』「蓬生」巻における
「たむけの神」をめぐって─ 佐藤洋美
「親めく」光源氏─夕霧への対応についての〈語り〉─
吉井 美弥子
「混血」の水鳥
─『源氏物語』玉鬘巻「水鳥の陸にまどへる心地して」の
諺的表現から─ 浜田賢一
『源氏物語』野分巻の植物表現と明石の君
─竜胆・朝顔・荻の葉─ 神原勇介
女三の宮の「わななく」姿
─『源氏物語』「若菜」の下巻における語り手の意図─
若狭祥子
光源氏と薫の歯
─『源氏物語』「横笛」巻「うきふしも」の
歌に着目して─ 髙倉 明樹子
『源氏物語』紫の上の死と暁
─「明けはつるほど」をめぐって─ 太田敦子
『源氏物語』の〈噓〉─宇治十帖の「そらごと」をめぐって─
蕗谷雄輝
浮舟の最後の歌「尼衣かはれる身にや」の解釈
─「や~む」という語法を中心にして─
鈴木宏子
伝藤原行成筆『古今和歌六帖』断簡 久保木 秀夫
清輔集の古筆切─清輔詠検討・清輔歌論解明の前提として─
日比野 浩信
室城さんに教わったこと 小森 潔
あとがき
執筆者紹介