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T110

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国語学研究法

書名かな こくごがくけんきゅうほう
著者(編者)名 北原保雄・徳川宗賢・野村雅昭・前田富祺・山口佳紀 編
著者(編者)名かな きたはらやすお・とくがわむねまさ・のむらあきひろ・まえだとみよし・やまぐちよしのり
ISBNコード 978-4-8386-0625-2
本体価格 1,359円
税込価格 1,495円
判型 B5函入
頁数 176頁
刊行日 1978年2月20日
在庫 品切れ中
「国語学」を暗記の学問だと誤解している人が、案外多いのではなかろうか。たしかに、先人の諸業績を深く読んで記憶したり、日本語の事実に関する広範な知識を持ったりすることは、研究推進のために大切なことには違いない。しかし、自分自身が、対象であるべき日本語に直面したときに、基本的にどういう態度をとるべきかを体得していなければ、せっかくの記憶や知識も、有効に生かされないのではあるまいか。この本は、日本語の研究を前進させようとする人々が、まず身につけてほしいと考えられる〝研究法〟の基礎を、〈解説〉と〈問題〉と〈解答の手引き〉という立体的な構成で呈示している。

第一章 音声・音韻
 一 単音
 二 音声と音韻 
 三 音節
 四 アクセント音韻史

第二章 文字・表記
 一 文字の体系
 二 文字の形
 三 文字の機能
 四 文字列と表記規則
 五 漢字の機能
 六 文字・表記史

第三章 語彙
 一 単語
 二 語義
 三 語彙量
 四 語彙の出自と位相
 五 語彙史

第四章 文法・敬語
 一 文法的な考え方
 二 文の成文
 三 単語と品詞分類
 四 活用しない自立語
 五 活用する自立語
 六 活用しない付属語(助詞)
 七 活用する付属語(助動詞)
 八 文の構造と文の種類
 九 「は」と「が」
 十 敬語の分類
 一一 敬語の運用
 一二 文法史

第五章 文章・文体
 一 文章の型
 二 文章の個性
 三 文章史

第六章 方言
 一 方言の実態・方言調査
 二 比較方言学
 三 方言地理学

第七章 言語生活
 一 言語使用の諸相
 二 変種
 三 言語発達・言語教育
 あとがき

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